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陸・海・空の交通事業者3社が連携し「棚田みらい応援団」として、佐渡島の棚田保全活動の田植えを実施 2025

  • ニュースリリース

 日本旅客鉄道株式会社 新潟支社(執行役員新潟支社長 白山弘子)と佐渡汽船株式会社(代表取締役社長 尾渡英生)、日本航空株式会社 新潟支店(支店長 筒井玲子)は、昨年に引き続き(*1)、新潟県が実施している「棚田みらい応援団」として、「佐渡島の金山」を有する新潟県佐渡市にて棚田保全活動を実施します。

棚田みらい応援団2025
棚田みらい応援団2025
棚田みらい応援団2025

 新潟県では8市町36地区にある棚田が、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」(*2)に選定されています。
 棚田は、山間地特有の寒暖差や清水を活かして良質なお米をつくり、やすらぎのある美しい景観を形成するだけでなく、土地の傾斜や貯水機能により、洪水や地すべりなど、下流域に影響を及ぼす災害を未然に防止します。
 また、棚田に生息する生き物の生態系維持につながり、森林などの環境保全・国土保全の観点でも大きな役割を担っています。
 2024年7月には、江戸時代に本格化した鉱山開発において高度な手工業による採掘と製錬技術を継続した世界的にも他に類を見ない事例として評価され、「佐渡島の金山」がユネスコ世界文化遺産に登録されました。

 本年度も3社は、棚田の持つ多面的な機能への理解を深め、保全活動を通して地域社会へ貢献し、佐渡の魅力を高めることで関係人口創出に繋げてまいります。

【「棚田みらい応援団」概要】

実施日程 :2025年 5月11日(日) 9時40分集合

場所 :新潟県佐渡市歌見地区
(「つなぐ棚田遺産」認定棚田 No.60)

作業内容 :棚田の田植え

参加団体 :東日本旅客鉄道 新潟支社、日本航空 新潟支店、佐渡汽船、他

(*1)2024年4月26日付エリアニュース「陸・海・空の交通事業者3社が連携し「棚田みらい応援団」として佐渡島の棚田保全活動を実施」 URL:https://press.jal.co.jp/ja/areanews/release/202404/008035.html
(*2)棚田地域の振興に関する取り組みを積極的に評価し、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対する理解を得ることを目的として、優良な棚田を認定する、農林水産省の取り組み

【お問合せ】
佐渡汽船株式会社 営業企画課
025-245-7511 (平日8:30~17:00)

ニュースリリースはこちら(PDF)