佐渡汽船の運航状況！こうやって決まっています

2023/01/25

ふね

こんにちは。
旅行や仕事などでお出かけするときに、気になるのは当日の天気。
雨・雪の日や風が強いときは利用する交通機関が通常通り動いているか気になりますよね。
事前に情報収集をする方も多いかと思います。
佐渡汽船をご利用のお客様からも天候に不安があるとき、運航状況について問合せをいただくことがあります。今回は船の就欠航について、みなさまの気になる疑問に答えます！
記事の最後には佐渡汽船の利用がさらに便利になる情報もありますので、お見逃しなく。

気になる疑問

・船はどんなときに欠航するの？
・誰が就欠航を判断しているの？
・佐渡汽船の就航率は？
・天気が悪いときどうやって運航しているの？
・どのくらい先まで予測しているの？
・就欠航はいつ決まる？
・佐渡汽船○○○○で就欠航予報が見れます！

船はどんなときに欠航するの？

判断基準は大きく分けると「風速」「波高」「視程」※1　の３つです。
一般的に天気予報で「波浪警報」※2＋「暴風警報」※3が出たときにはカーフェリーは運航中止と判断をすることが多いです(但し、風浪の向きや風が強くなるタイミングによって就航できる場合もあります)。

※1　視程：水平方向での見通せる距離
★気象庁サイト「天気予報等で用いる用語」より
※2　波浪警報：高波による遭難や沿岸施設の被害など、重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに気象庁が発表します。
※3　暴風警報：暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに気象庁が発表します。★気象庁サイト「気象警報・注意報の種類」より

また、カーフェリー・ジェットフォイルにはそれぞれ運航基準を設けており、基準をもとに判断をしています。

誰が就欠航を判断しているの？

就欠航は気象状況を総合的に判断して船長が決定します。気象状況が悪いときは運航管理者と相談します。

【運航管理者とは】

陸上にいる運航管理者は船長を補佐し、船長の職務権限以外の船舶の運航管理に関する統括責任者です。気象海象などの情報を適時適切に収集し、自身でも判断した上で船長に助言します。

また、船長と運航管理者の判断とは別に、港長から避難勧告が発出されることもあり、欠航と判断する場合もあります。

佐渡汽船の就航率は？

ここで気になるのが就航率。
2022年は年間通して、新潟～両津航路のカーフェリーは95％以上。
ジェットフォイルは新潟～両津航路・小木～直江津航路ともに90％以上。
天候が不安定な冬の期間(1月～3月、12月)でも、カーフェリーは95％台。
ジェットフォイルは70～90％台となっており、カーフェリーが丸一日欠航していた日はほとんどありません。