さどトリコ

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初めての日帰り旅なら「佐渡島巡りの王道コース」で決まり!【前編】

2025/01/17

あそぶ

2024年7月、ついに世界文化遺産登録が決定した「佐渡島(さど)の金山」。
新潟県で初めての世界文化遺産というニュースに盛り上がりを見せる佐渡島では次のレジャーシーズンに向けて、県内外からの来島、さらにインバウンド観光客も増えるのではと期待が高まっています。
今回は、どんな季節でも佐渡を初めて訪れる人が楽しめる“THE 王道コース”を「史跡 佐渡金山」を中心に、周辺のおすすめスポットを巡りながらご紹介します。

今回は午前のスケジュールをピックアック

 

※本企画は、2024年12月にリニューアルした公式Instagram「旅する佐渡 Powered by 佐渡汽船」の連携記事です。
▶︎公式Instagram「旅する佐渡 Powered by 佐渡汽船」

6:00 始発に乗って佐渡島へ。モーニングはどこで食べよう?

佐渡島へ行くには、佐渡汽船のカーフェリーかジェットフォイルを利用します。今回は、まだ薄暗い早朝、カーフェリーに乗って、佐渡島での滞在をめいっぱい楽しむことにしましょう。

カーフェリーからは、運が良ければ本州の山の方面から登る朝日を見ることができます

9:00 佐渡島に到着! モーニングは「カフェmikawa」へ。

新潟港を出港した船は、2時間半で両津港に到着します。個人差はありますが、心地よい揺れにひと眠りすればいつの間にか佐渡島に着いている(?)感覚です。

両津港に着いたら、まずは腹ごしらえを。

日帰り旅は、胃袋のキャパシティと対決…!佐渡でしか出会えない飲食店から厳選して、確実に狙いを定めて巡るのが正攻法です。

始発のカーフェリーで佐渡島に着いたら、まずはモーニングにしましょう。佐渡島には昔ながらの老舗喫茶店から移住者がオープンしたカフェまで、さまざまな雰囲気のモーニングを楽しめるお店があります。

今回は、ニューヨークの飲食店で修行経験のある店主の三川(みかわ)さんが作る、焼き菓子やタルト、サンドウィッチなど軽食を中心に季節の食材を使ったお菓子が自慢の「カフェmikawa」さんへ。

カウンターには、お持ち帰りできるクッキーやフィナンシェなどが並び、イートイン利用だけでなく手土産用にテイクアウトで訪ねるお客さんも。
店内は開放的なオープンキッチン。調理の様子を見ることができ、焼きたてのいい香りが広がります。また、客席には随所に外国映画のポスターや雑貨が置かれ、店主らしくニューヨークテイストを演出しています。

ここに来れば佐渡島に到着…というより、さらに海を越えてニューヨークにまで来たような、一気に旅に来たことを感じさせてくれる気持ちのいいカフェです。

Information

カフェmikawa

住所: 新潟県佐渡市春日176−3

電話番号:0259-67-7973

営業時間:7:00~17:00

定休日:水・木曜日

駐車場あり/両津港から車で3分

10:00 「トキの森公園」で、特別天然記念物に間近でご挨拶

モーニングのあとは、車で15分ほどの「トキの森公園」へ。

佐渡島には、国が指定する「特別天然記念物・トキ」が生息しています。この「トキの森公園」では、トキに詳しいガイドさんにトキの生態や特徴について詳細に解説してもらうことができます。また、広い園内は散歩コースとしても人気が高く、家族連れも十分に楽しめます。

このほか、間近でトキに会える「トキふれあいプラザ」や「トキのむらフード」の佐渡産枝豆を使用した枝豆ソフトがおすすめです。

Information

トキの森公園

住所:新潟県 佐渡市新穂長畝383-2

電話:0259-22-4123

営業時間: 8:30~17:00(最終入場は16:30)

入館料:環境保全協力費として大人400円,小人100円

駐車場あり/両津港から車で15分

11:00 トキに会えるかもしれない道「トキロード」を通ってみよう!

ケージの中のトキを眺めた後には、実際に佐渡島内で暮らすトキの様子を見てみませんか?

実は佐渡島には、「トキロード」という野生のトキがいるかもしれないエリアがあるのです!

今回は、その道を走りながら次の目的地に向かってみましょう。

撮影時期は秋。お米の収穫時期を過ぎた田んぼが広がっています。

山と田んぼがどこまでも見えるような、広々とした公道です。せっかくなので、車から少しあたりを見渡してみましょう。

いた……!

周辺を見渡してみると、何羽かの白い鳥が…!

もし見つけたらそれは、トキ、もしくはサギ。

このようにトキロードでは、野生のトキを遠くから見ることができるかもしれません。

ですが、くれぐれも食事中のトキをびっくりさせないよう遠くから見守ることが大切です。

Information

〈トキロード〉

住所:新潟県 佐渡市下新穂周辺

もっとトキが見たい方にオススメ:「トキガイド」https://www.visitsado.com/guide/29178/

11:15 佐渡島で食べられるのはここだけ。「佐渡うどん 蒼囲」で昼食

「トキロード」を通り過ぎ、早めの昼飯時間がやってきました。佐渡島初心者の方にもそうでない方にも、一度試してほしい佐渡グルメが「佐渡うどん」です。

佐渡島で唯一食べられるのが「佐渡うどん 蒼囲」さん。こちらは、2021年にオープンした佐渡うどん専門店。

佐渡うどんとは海藻のナガモを練り込んだ緑色の麺が特徴で、“佐渡おけさには敵わないが、佐渡の名産になりたい…”と、佐渡を盛り上げるべく登場した新たな名物です。

古民家を活用した立派な外観と、重厚感ある店内は、佐渡の民家にお邪魔したような雰囲気。

ここでいただけるのは、佐渡うどんや佐渡の名産品の数々です。

高さ8cm以上ある特大のかき揚げも!

Information

佐渡うどん 蒼囲

住所: 新潟県佐渡市千種 乙 153-1

営業時間:11:00~15:00/17:00~20:30(ラストオーダー20:00)

定休日:12~2月は火・水曜日

駐車場あり/両津港から車で20分

日帰りでも楽しめる「王道コース」前編はいかがでしたか?

佐渡島に来たなら、ここでしかできない体験を…!

後編では、いよいよ「史跡 佐渡金山」とその周辺エリアで楽しめる王道コースをご紹介します。

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