さどトリコ

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【初心者必見】佐渡島ごと美術館に?「さどの島銀河芸術祭」の楽しみ方ガイド

2026/01/30

あそぶ

「佐渡で大きなアートイベントがあるらしい」 そんな噂を耳にしたことはありませんか?今、アート好きの間で「佐渡×現代アート」が熱い注目を浴びています。その中心となるのが「さどの島銀河芸術祭(Sado Island Galaxy Art Festival)」。

「現代アートって難しそう…」「何をやっているのかわからない」という方のために、来年以降の会期にも役立つ、現地での案内所を起点にした「上手なアート旅」の始め方を徹底解説します!

さどの島銀河芸術祭とは

佐渡の自然・歴史・暮らしをテーマにしたアートを、島内各地で楽しめる芸術祭です。アーティストは事前に佐渡を巡り、島の空気を感じながら作品を制作します。

作品だけでなく、道端を横切る猫の足取りや田んぼの上に出る大きな満月など、道中の景色も芸術の一部となり、大自然をキャンバスとしたアートを楽しむことができます。

ポイント

・一部作品は事前予約や現地集合が必須です。

・作品は島内に点在しています。マイカーやレンタカーでの移動がおすすめです。

開催期間(2025年度冬会期):2026年1月23日(金)〜3月15日(日) 

※作品によって公開日が異なります。公式ウェブサイトをご確認のうえご来場ください。

2026年度会期も、鋭意計画中とのこと!

公式HP:さどの島銀河芸術祭2025 | 過去と未来の帰港地

まずはここへ!情報収集の拠点「TAACHI(ターチ)」

佐渡に到着したら、まずは最新の情報を手に入れましょう。ネットも便利ですが、現地の空気感を知るなら拠点施設へ立ち寄るのが一番の近道です。

  • 総合案内所:TAACHI(ターチ)
TAACHI正面 

両津港から徒歩約12分。夷(えびす)商店街にある、芸術祭のメイン拠点です。作品鑑賞パスポートの引き換えや、公式ガイドブックの購入、さらに現地のスタッフから「今おすすめの作品」を聞くことができます。

「TAACHI」自体も作品展示場所になっており、旅のテンションを一気に上げてくれます!

  • 島内観光案内所 

両津港ターミナル内と相川の観光案内所でもチケットの購入やパンフレットの入手が可能です。

五感を揺さぶる、銀河芸術祭ならではのアート体験

今回は、佐渡汽船のコンシェルジュの3名が実際に体験してきました。

佐渡汽船コンシェルジュ

佐渡汽船コンシェルジュについての記事はこちら
あなたの佐渡旅をご案内。佐渡汽船コンシェルジュの出番です | 佐渡汽船公式サイト

さどの島銀河芸術祭の魅力は、「かつて誰かが過ごした場所」が、アートの力で再び呼吸を始める瞬間に立ち会えることです。初めての作品鑑賞に「想像力を大きく刺激された」と話す3人。

冬会期でも見れる作品を3つご紹介します。

龍宮城〜🎵

・アーティスト:できやよい(日本)

 広島県在住。多数の国際展に参加。南国をモチーフにした作品が多い。

・展示場所:旧はまゆり

・鑑賞料金:有料

・定休日:月~金曜日(土日祝日のみ公開)

龍宮城〜🎵

佐渡といえばたらい舟。カラフルな色をよくみると、一つひとつに表情が施されているのがわかります。カキやアワビの殻、ウキといった「佐渡らしい素材」が全体にちりばめられた優しくてやわらかい作品。

たらい舟の中をじっとみると…? 道路側から見ても、また違った姿が見えてきます。

「どうしてここにハンモックが?」と、つい考えたくなる仕掛けも。

作品と海、そして佐渡のくらしがひとつにつながっている感覚。小さな空間に広がる大きな世界を、色んな角度から楽しむことができました。

②連結性

・アーティスト:イーサン・エステス(カリフォルニア)

 アーティスト兼海洋生物学者。彫刻や版画を通して、海洋が直面する課題について発信する。

・展示場所:両津郷土博物館

・鑑賞料金:有料

・定休日:なし

連結性

カリフォルニアの漁師が使用していた廃棄予定のロープを洗浄して作った作品。

海洋ごみやマイクロプラスチック問題をテーマに創作を続けるアーティストならではの視点です。

「連結性」とは何と何のつながりをあらわしているのか?

静かに問いが浮かびます。

地面のロープはクジラがもぐった時にできた波紋にも見えるし、別の生き物もどんどん巻き込まれる余白を表現しているようにも見えます。当たり前に使って捨ててしまうプラスチックの怖さを実感しました。結局は捨てた人間に返ってくることも示唆しているのかもしれませんね。

③とどめ、とどまる

・アーティスト:宮嵜浩(日本)

 滋賀県在住。小学校教員を経て、現在はオンラインのフリースクールで講師を努める。

・展示場所:旧佐渡魚市場

・鑑賞料金:無料

・定休日:火・水曜日 ※祝日は公開

とどめ、とどまる

佐渡の山から借りた草木を一定期間育て、また山に返すという作品。

学校という環境で育つ子供たちの姿やその後の旅立ちと重ねながら、多様性や変化を見守るアーティストの視点が宿ります。

「移動」という行為に惹かれると話す宮嵜さん。なぜ、佐渡の草木を一定期間ここに「とどめ」たのでしょうか。
まるで自分も風景の一部になったような不思議な感覚に包まれます。山に帰った植物たちがどう変化するのか想像を広げたり、ライトに照らされた幻想的な空間や時間の深さを静かに感じたりと、心地よい時間でした。

【初心者向け】スマートな巡り方 3つのステップ

  1. パスポート(共通鑑賞券)を手に入れる 

有料作品を巡るなら、スタンプラリー形式のパスポートがお得。オンライン購入も可能ですが、現地で「紙のパスポート」に引き換えると、旅の素敵な記念になります。

  1. エリアを絞って移動する 

佐渡は想像以上に広いです。1日は「両津エリア」、もう1日は「相川エリア」といったように、エリアを絞って回るのが上手にまわるコツ。移動はレンタカーがおすすめですが、主要箇所を巡るツアーではバスが運行されることもあります。

  1. 「公式WEBサイト」をこまめにチェック

 作品によっては公開時間や定休日(火・水が多い)が異なる場合があります。公式サイトをチェックしておきましょう。

旅の始まりは、やっぱり「船」から

船から見るおけさ灯台

アートをめぐる旅は、実は船に乗った瞬間から始まっています。
佐渡へ行ったことのある方にとっては、知っているはずの佐渡が、アートというフィルターを通すと全く知らない島に見えてくる。そんな驚きが待っています。

佐渡は気になっているけど行ったことのないアート好きの方にとっては、新潟航路の場合、上越新幹線で新潟駅へ、そこからバスで新潟港へ。わざわざ海を渡るという「プロセス」そのものが、鑑賞の一部になる贅沢な没入体験です。

音声ガイドアプリは船の上から案内が始まります。
音声ガイドアプリはこちらから:ON THE TRIP

【どちらに乗る?2種類の船から選ぼう】

  • カーフェリー:所要時間2時間半。ウミネコとたわむれながら、甲板で海風を感じるゆったり旅。
  • ジェットフォイル:所要時間は、わずか67分。時間を有効活用したい方におすすめ。

モデルコースはこちらから

ツアー/体験 | さどの島銀河芸術祭2025 | 過去と未来の帰港地

さあ、次の休みは佐渡へ

さどの島銀河芸術祭代表の吉田さん

「感じ方は自由で正解も間違いもない」と、さどの島銀河芸術祭代表の吉田さんは言います。

アート鑑賞に慣れていない方も大歓迎。
気張らず、佐渡の景色の中に溶け込む作品を、散策するような感覚で楽しんでみませんか。

「見て」「感じて」「ともにつくる」。
自然・人・表現が響きあう さどの島銀河芸術祭
ここでしか出会えない体験を、ぜひ佐渡で味わってください。

佐渡汽船公式サイト