さどトリコ

佐渡汽船社員が実際に行って見て感じた、
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「佐渡汽船の歴史と謎展」オープン

2022/04/01

ふね


新潟港佐渡汽船ターミナル3階に

佐渡汽船の歴史と謎展

がオープンしました!

佐渡汽船の歴史と謎展
新潟港3階地図

佐渡汽船の倉庫で眠っていたお宝を展示しています。
さらに、ショーウインドウ展示にはお宝にまつわるクイズを出題しています。
その数、全10問!




このページではクイズとその答えを大公開!

















~準備はいいですか?~

Q.01 カーフェリーに積んである毛布の枚数は?

カーフェリーには貸出用として約300枚、一等船室備え付け用に約200枚の合計約500枚を準備しており、汚れたり、古くなったタイミングで入れ替えています。あの太宰治(だざい・おさむ)が佐渡汽船のフェリーに乗船したときには、二等船室で「白い毛布」にくるまっていたといわれています。
参考 太宰治 佐渡 (aozora.gr.jp)


Q.02 おけさ丸と長さと同じぐらいの高さの建物は?

新潟日報メディアシップは高さ105m、新潟県庁 行政庁舎は高さ87.3m、朱鷺メッセの万代島ビルは高さ140.5m(塔屋を含め143m)です。3代目おけさ丸の全長は134.7mなので、答えは③朱鷺メッセの万代島ビル。地上から見上げるビルの高さと港にたたずむカーフェリーの大きさを見比べてみましょう。


ちなみに展示品は過去に佐渡汽船が新潟まつりに参加したとき使用した万燈です。


Q.03 佐渡汽船のカーフェリーを描いた有名作家はだあれ?

サントリーのウイスキー「トリス」の広告キャラクター「アンクルトリス」の作者としても知られるイラストレーター・柳原良平(やなぎはら・りょうへい)さんが描いたものです。大の船好きとしても有名で、佐渡汽船の名誉船長だったことをご存じですか。ちなみに加山雄三さんや過去には森繫久彌さんなども名誉船長でいらっしゃいました。


Q.04 航海日誌に記録していることは?

航海日誌(こうかいにっし)は船員法第18条によって船内に備えつけておかなければならないものです。航海日誌は、常に海図台で書いていて、当直航海士が一定の書式に従って船の針路(しんろ)、天候、風向、気温などを記載しています。英文で書かれているのも特徴です。


Q.05 船で船員帽をかぶっているのは何名?

佐渡汽船では、船長、一等航海士、二等航海士、三等航海士、事務長の5名がかぶっています。こちらは一等航海士の帽子で金帯(きんたい)が付いています。船長の帽子にはツバにリーフ(月桂樹)も。ほかの船会社では機関部(機関長、一等機関士、二等機関士、三等機関士)が着用している場合もあるそうです。


Q.06 空白に入るキャッチコピーはどれ?

こちらは平成元年に佐渡島内の海水浴場で撮影されたポスター。海の魅力を前面に出したデザインで、抜群の海の透明度にワクワクしてきます。まさに広大な海を「ひとりじめ」できるように採用されたキャッチコピーも印象的で、夏用のポスターとして掲示していました。


Q.07 このハサミは何のために使う道具?

自動改札を導入する前は、係員がこの鋏(はさみ)を使って乗船券にパンチ穴を入れることで、入場を確認していました。パンチ穴は港ごとに形が異なっていて、どの港から乗船したかが分かるようになっています。そのため、すべてオーダーメイドの特注品です。展示品は改札ばさみ、数取器、切符回収箱。


Q.08 これは何を記念してつくられたもの?

以前はカーフェリーやジェットフォイルの就航記念などに合わせてネクタイピン、カフスボタン、ネクタイのいずれかをつくっていました。佐渡汽船の社員や関係者に配布していたもので、当時の社員は着用して勤務していたそうです。今となってはレアなアイテムも⁉


Q.09 この制服はどの職位の船員が着ているもの?

一般的に船の乗組員の職位や職務は制服の肩章(夏服)や袖章(冬服)の金筋(きんすじ)の数とその間の色で分かるようになっています。展示している制服のように金筋4本が入っているのものは船長用です。3本が一等航海士、2本が二等航海士、1本が三等航海士を表しています。


Q.10 カーフェリーにある船員の双眼鏡の数は?

佐渡汽船のカーフェリーには最低でも7個を用意しています。航海中は常時使用している大切なもので、レーダーに何か映った場合などに目視で確認するために活躍しています。網やロープ、ゴミなどの小さい浮遊物も双眼鏡で早期に発見し、避航しながら運航しています。


以上、全10問の答えと解説でした。
なんといっても展示品が見れるのは新潟港佐渡汽船ターミナルだけ! 
「佐渡汽船の歴史と謎展」で素敵な休日や船の待ち時間をお楽しみ下さい。


佐渡汽船の歴史と謎展

【場所】新潟港佐渡汽船ターミナル3階エスカレーター隣
【オープン】令和4年4月1日(金)
【時間】8:30~18:30(4月~11月)、10:00~16:00(12月~3月)
※ショーウインドウタイプの外展示は、常時展示しています。


佐渡への旅はこちらから

佐渡汽船公式ブログ『さどトリコ』では佐渡汽船の社員が実際に体験して見つけた魅力あふれるとっておきの佐渡を紹介しています。

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