佐渡汽船公式サイト

【特別企画】

2023年4月29日（土・祝）に佐渡汽船の小木～直江津航路にカーフェリーこがね丸が就航しました。
それぞれの港から降りた先がどんなところなのかを知るために、佐渡島の小木地区や新潟県上越市が好きな方から、おすすめのグルメ／スポット／おみやげを教えてもらう企画がはじまりました。

今回は、佐渡島の小木お土産編。
佐渡生まれの中野さんによる、小木のサツマイモを使ったお土産をご紹介します！

中野奈美子
佐渡で生まれ育った、地元が大好きな50代。
小木ふれあいガイドの会ボランティアガイド。
民話語りと美味しいものを食べ歩くことが趣味。

小木港佐渡汽船ターミナルから車で3分ほどのところにある「小木特産品開発センター」

こちらで製造・販売されている「干し芋」と「いももち」はどちらも小木半島で無農薬栽培されたサツマイモが原材料の食物繊維たっぷりの自然食です。

紅はるかで作られた干し芋は甘くて、しっとりした食感。

いももちはふかした紅あずまに少量の砂糖と小麦粉を加えて練り、短冊状に成形した後、乾燥させて出来上がります。そのままでも食べられますが、トースターでこんがり色がつく程度に焼いていただくのがおすすめ！

小木半島では保存食として「いももち」がかなり昔から作られていました。琴浦という集落出身の私の祖父（大正生まれ）が生前、「子どもの頃は、いももちを着物の懐に入れて温め、柔らかくして食べていた」と話していたので、100年以上も前からあったようです。