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想像以上!冬の佐渡を100倍楽しむ3つの方法【温泉・牡蠣・カーフェリー】【2022年11月更新】

2021/12/24

あそぶ

こんにちは!
突然ですが、皆さんは「冬の佐渡」にどんなイメージがありますか?
「佐渡って夏のイメージだから、冬に行っても楽しめなさそう‥」
寒くて雪も降りそうだし、あんま行きたくないな‥」
「カーフェリーやジェットフォイルって冬でも快適に乗れるの?」
と、どちらかといえばネガティブなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?

しかし実は「冬の佐渡は想像以上に楽しい!」のです。
「佐渡と言えばお任せあれ!」ということで、
今回は佐渡汽船社員の目線から「冬の佐渡を100倍楽しむ3つの方法」をご紹介します!
これを読めば「佐渡の冬=楽しくなさそう」のイメージがガラっと変わります。


※この記事は2021年12月に記載したものを2022年11月に最新の内容に更新したものです。


まずは「冬の佐渡」への不安を解消!

1.佐渡ってどのくらい雪が降る?

佐渡島は新潟県に属するので「雪国」のイメージがあるかもしれません。
しかし、新潟県の中では佐渡島はあまり雪が多くない方なのです。
新潟県の中でも雪が多く降る「十日町エリア」と比べて見ると…

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※新潟県知事政策局「観測所一覧/降積雪資料」より作成
※佐渡は「両津」エリアの数値

佐渡(両津エリア)の場合、日降雪量=1日あたりの降雪量は、ほとんど10cm未満。
1日当たり30cm以上の大雪はほとんどありません。
雪に慣れていない方は、靴裏が滑らないブーツを履いてくれば安心です。
また、運転が不安・・・という方もご安心ください。
佐渡島にあるレンタカーショップで借りれば、冬場はスタッドレスタイヤが標準装備であることがほとんど。

お店によっては、ブラシやスコップを借りることもできます。

2.カーフェリーやジェットフォイルの運航状況は?

冬の日本海=荒れ狂う波・強風のイメージがありませんか?

「佐渡に行くカーフェリーやジェットフォイルが運航するか心配‥」と感じる方もいると思います。

しかし、冬場(12-2月)の就航率はカーフェリーで80-90%ジェットフォイルで75-90%程度。

他の季節より若干就航率は落ちるものの、丸1日欠航するような日はほぼ無いのでご安心ください!

さらに、冬のツアーには「欠航補償」がついているプランもあります!

たとえば上記リンク先のプランは、復路予約日における16:00以降の出航予定の便が全て欠航となり、佐渡島内での宿泊が必要となった場合に補償が受けられます。

冬の佐渡に行く際は、万が一に備えて欠航補償のあるプランがおすすめです。

冬の佐渡への不安が少しでも解消出来たでしょうか?

いよいよ「冬の佐渡」を100倍楽しむ方法をご紹介します!

【冬の楽しみ①】海産物を食べまくる!

なんといっても楽しんでいただきたいのは「新鮮な海の幸」。
冬の佐渡はおいしい海産物の宝庫なんです。
佐渡といえば「ブリ」が有名ですが、今回は現地に来て楽しんでほしい2大・冬の味覚「牡蠣」と「わかめ」をご紹介!

海のミルク!絶品牡蠣を召し上がれ

牡蠣はタンパク質やカルシウム、亜鉛などのミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれており、「海のミルク」とも言われています。特に12~2月がカキの旬!価格も手ごろで一番おいしい時期です。

佐渡のカキは身が大きく、味が濃厚とグルメ通のあいだで評判なんです!

佐渡で牡蠣を堪能するなら、加茂湖のほとりにある「あきつ丸」さんがおススメ!

プリップリで美味しそうな牡蠣!

牡蠣の殻焼き、牡蠣ご飯、牡蠣汁、牡蠣佃煮、牡蠣フライ、牡蠣のしゃぶしゃぶなどの豪華なコース料理が楽しめます!
殻付き牡蠣・むき身牡蠣の販売も行なっているので、お持ち帰り・発送もOK。
冬だからこそ楽しめる逸品ですね!

磯の風味が最高に美味しい「わかめ」

実は、佐渡は「わかめ」も有名なんです!
新潟県内産(天然もの)わかめのうち、6-7割は佐渡産なんだとか!
※新潟県農林水産部サイト参照

「よく食べてるわかめでしょ?」と侮ることなかれ。
佐渡沖で収穫できるわかめは、ミネラル豊富で歯ごたえ抜群!
乾燥わかめもいいですが、現地でぜひ「生わかめ」を食べてみてください!
ちなみに、冬限定の「佐渡温泉紀行」では、3月になると「生わかめのしゃぶしゃぶ」を堪能できます!

わかめのしゃぶしゃぶ

たくさん食べても低カロリーなのが嬉しいですね。
お土産でも持ち帰れるのでおススメです!
※新わかめの収穫は3月です。

色々な種類のお土産が!

こちらは美味しかったわかめ。
中沢仲助商店」で販売しています!

【冬の楽しみ②】温泉と温泉宿のグルメを満喫

冬と言えば・・・そう、温泉ですよね!
肌寒さを感じながらも温泉に入る・・・至福の贅沢です。
実は、佐渡島にはたくさんの温泉があるってご存じですか?

引用元:新潟県HP

両津だけでなく、相川、小木など様々な地域に温泉が点在しています。
佐渡の温泉は海に近いため、湯冷めしにくい塩化物泉系の泉質が多いようです。冬にぴったりですね!塩化物泉は殺菌作用も。両津地区の温泉には「傷ついたときが羽を癒しに温泉へ来た」という伝説が残っているんだとか・・・

さらに、佐渡の温泉は肌に優しいなめらかなお湯。赤ちゃんやお子様も安心して入浴することができます!
実は佐渡島温泉ソングもあります。

「つるっつる♪すべっすべ♪」と口ずさみたくなりますね笑
意外と温泉大国な佐渡。数ある温泉の中からおススメの宿を厳選してご紹介します。

加茂湖温泉・湖畔の宿 吉田家(両津地区)

一つ目は、両津エリアにある「湖畔の宿 吉田家」。
両津港から車で5分とアクセス抜群!加茂湖を一望できる、絶好の位置にあります。

夕日に染まる加茂湖を一望できる露天風呂

泉質は美肌の湯と言われる炭酸水素塩温泉。露天風呂は加温のみの源泉かけ流しで、大浴場よりお湯の成分が濃いそうです!

吉田家のもう一つの魅力は豪華なお料理。

豪華なお食事

それもそのはず、吉田家はもともと「割烹吉田家」だったのです、
1858年(寛政5年)創業・・・創業150年以上の老舗なんですね!

▼吉田家をさらに知りたい方はこちらもご覧ください!
冬限定お得なセットプラン「佐渡温泉紀行」で泊まってみた ~湖畔の宿吉田家~ – さどトリコ(サドトリコ・さどとりこ) (sadotrico.jp)

佐渡温泉・御宿 おぎの湯

2つ目のおすすめは小木エリアにある「おぎの湯」。

佐渡の南側にある「小木港」から車で5分!

日帰り温泉としても有名で、宿根木散策やたらい舟体験などの観光ついでに立ち寄りやすいです!

おぎの湯一番の自慢は「泉質の良さ」。

自家源泉100%の高水準アルカリ性温泉で身体に膜が覆われているような、とろみのあるお湯が特徴的なお湯でPH値は日本トップクラスです。
日帰り入浴は大人500円/小人250円(2022年1月現在)とリーズナブルな料金なのも嬉しいです。
貸切風呂(2,000円)もあるので、家族連れでも温泉を満喫できます!

▼おぎの湯をさらに知りたい方はこちらをご覧ください!

(日帰り入浴編)女子旅なら「おぎの湯」にお任せあれ。温泉もご飯も眺めも最高です。 – さどトリコ(サドトリコ・さどとりこ) (sadotrico.jp)

佐渡には今回ご紹介した以外にもたくさんの温泉があります。

温泉好きの方はぜひ一度「佐渡島の温泉巡り」に訪れてみてください!

【冬の楽しみ③】カーフェリーでいつもより優雅なひとときを過ごす

佐渡島への移動で乗船する「カーフェリー」。

新潟港から両津港まで約2時間半、ゆったりと船旅を堪能できます。

佐渡へ行ったことのある方は「ジュータン席」のイメージが強いのではないでしょうか?

ときわ丸の2等ジュータン席

みんなでワイワイ楽しく過ごせるジュータン席はもちろんおススメです。
しかし実は、カーフェリーの中には極上の特等船室やスイートルームがあるのはご存じでしたか?

おけさ丸のスイートルーム

まるで一流ホテル!?のような豪華空間。特等・スイートルームには専用のベッドがついているので、小さなお子様連れでも安心です。

おけさ丸スイートルームのお手洗い

おけさ丸のスイートルームには、なんと専用のお手洗いもあります!出発から到着まで、お部屋から出ることなくゆっくりとお過ごしいただけるんです。

カーフェリーは年末年始を除き、冬は「特等船室」・「スイートルーム」に比較的空きがあるシーズンとなります。
思い切って船室の等級をグレードアップして、自分たちだけのプライベート空間でくつろぎながらお休みになるのはいかがでしょうか?

移動時間も贅沢に楽しめる特等船室とスイートルーム、ぜひ利用してみてください!

▼スイートルームに興味がある方はこちらもチェック!

特別公開!「カーフェリーおけさ丸のスイートルーム」で最高の船旅を♪ – さどトリコ(サドトリコ・さどとりこ) (sadotrico.jp)

【番外編】意外!?佐渡にはスキー場もあるんです!

冬の佐渡の楽しみ方・ここからは少し番外編。
佐渡には、島だけど(?)立派なスキー場があるんです!
それが「佐渡市平スキー場」。

引用元:佐渡市平スキー場Facebookページ

島と聞くと小さいイメージがありますが、佐渡は東京23区より広い大きさ。
佐渡島の中心部には山があり雪も降るので、スキーが出来ちゃうんです!
市営のため、リフト料金がお手頃価格!

引用元:佐渡スキー協会HP

スキー・スノボ板やシューズ、ウェアもレンタルできるので、手ぶらでも楽しめちゃいます!ゲレンデ好きな方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?

いつもとはちょっと違った佐渡を味わってみて

日本百景の一つである「加茂湖」。夏とは違う趣があります。

「冬の佐渡を100倍楽しむ方法」、いかがでしたでしょうか?
夏の佐渡島とは違うイメージで、温泉・グルメ・カーフェリーが楽しめる冬の佐渡島。
通だね!」と言われたい方こそ、ぜひ冬の佐渡へ新しい魅力を見つけに行ってみませんか?
佐渡島内での冬の過ごし方は、佐渡UIターンサポートセンターのブログでも紹介されています。
佐渡に移住したスタッフさんによる過ごし方も参考にしてみてくださいね。

【離島移住】佐渡の冬の過ごし方 | 佐渡UIターンサポートセンター (sadouiturn.com)

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