さどトリコ

佐渡汽船社員が実際に行って見て感じた、
佐渡のとっておき情報をお届け。

佐渡の楽しさを余すことなくお伝えします。

【佐渡島一周】島内にある〇〇〇を全部回って「風景印」を集めよう!

2022/01/14

あそぶ

・記事内容は公開日時点の情報です。新型コロナウイルス感染症の影響により予告なく変更される場合がありますので、詳細はそれぞれのお問い合わせ先にご確認ください。
・ご旅行中は佐渡の「新しい生活様式」を取り入れてお楽しみください。


こんにちは。
佐渡島は島といっても意外と広く、島の面積は東京23区よりも広いと言われています。
佐渡を1周すると、休憩なしで7時間以上はかかるそうです。(よくある質問 | さど観光ナビ (visitsado.com))

佐渡一周線をドライブ

ちなみに佐渡一周線は日本一長い県道だそうです!(日本一長い県道は佐渡一周線(県道45号線) | 旅館番頭の佐渡観光情報ブログ (itouyaryokan.com))

そんな佐渡島のことを知りたい方におすすめのスポットがあります。

そのスポットとは郵便局!

丸型ポストと局舎(浦川郵便局)

「えー、日本全国どこでも一緒じゃん!」という声が聞こえてきそうですが笑
まあまあ、一回聞いてください。
もちろん全国共通のサービスはありますが、実は佐渡の郵便局ではちょっと珍しい取り組みをしています。

佐渡の特色がつまった「風景印」って知っていますか?

郵便局風景印MAP

お手紙を出すときには通常「消印」が押されます。

佐渡島内から出す郵便物には一般的な消印が押されますが、希望を伝えれば63円以上の切手に佐渡島内の各地域の特徴がつまった記念押印「風景印」で郵送することができます。(日本郵便風景印 – 日本郵便 (japanpost.jp))

佐渡の案内誌『いとしげな佐渡』ではネットで注文すると、佐渡から風景印が押された封筒で届きます。

佐渡島内の郵便局では風景印を押すための台紙が用意されています。
台紙は無料でもらえます。
島のマップが付いたA4の台紙

風景印を押すことができるのは島内32箇所の郵便局(簡易郵便局を除く)。
郵便局の窓口は基本的に月〜金曜日営業しています。
私は平日に取材や打合せがあるときに、近くの郵便局に立ち寄るスタイルで集め始めました。
風景印を押してもらうには台紙に63円以上の切手が貼ってあることが条件です。
始める前にマイルールを決めることにしました。

マイルール

①全部の郵便局で毎回切手を買う

②巡ったら表紙に訪問印のシールを貼る

③短期間で効率重視の行程にせず 行けるときに巡る

④郵便局員さんとの会話を楽しむ

さあ、風景印巡り開始です!

風景印を集めてみて分かった3つのオススメポイント

1. 風景印がかわいい

実際に押す様子を見せてもらえる郵便局もあります。

どんなデザインなんだろう?ワクワク

黒でもなく赤でもない落ち着いたインクの色に味があります。
個人的にお気に入りの風景印を紹介します。

相川下戸郵便局

風景印が佐渡型で佐渡おけさを踊る様子がかわいいです。
小さい印の中に相川の見どころがぎゅっとつまっていますね。

2.個性的な郵便局がたくさん!

傘立てもポスト(吉井郵便局)

最初はどこも一緒だと思っていた郵便局でしたが、だんだん集めていくと
「おや、これは各郵便局に特色があるぞ」
と思えてきたのです。
郵便局員さんの気遣いやちょっとした遊び心が見えるようで室内散策の楽しみの一つになりました。
季節ごとに変わる飾りつけにほっこり。

絵の上手な局員さんがいらっしゃるのかな(畑野郵便局)
佐渡汽船カーフェリーの運航情報ボード(河崎郵便局)
じゃがいもやぶどうなどの農作物無人販売(沢根郵便局)

風景印を押してもらったある日の帰り道。

月布施郵便局

POST OFFICEの「I」のところにいたのは、なんと…!

カブトムシ!?夏だな~

カブトムシを見れたことに夏を感じました。
まちなかの郵便局とは少し違う、やわらかい雰囲気の佐渡の郵便局も魅力的。
日々の生活の様子もちょっとだけ感じ取ることができた気がします。
郵便局舎にもそれぞれのよさがあります。

おしゃれなつくり(相川下戸郵便局)

3. 地元で暮らす人と話せるってうれしい

風景印は必ず郵便局員さんに押してもらうため自然と会話が生まれます。

局員さんは初めて会った私に「どこから来たの?」「ちょっと休んでいきな~」と優しく話しかけてくれました(嬉し涙) 

別の郵便局では、新人の局員さんが風景印をきれいに押そうと緊張していた様子を見かけました。見ていて微笑ましかった思い出です。

家に帰って世界に1つだけの台紙を見返せば、現地での会話も思い出されます。

約1年かけてコンプリート

ラストは赤泊郵便局に寄り、32の郵便局にある風景印をコンプリートしました!

台紙の端には風景印の解説を貼りました ※台紙は裏面もあります

私はすべての郵便局で通常の63円切手を買って風景印を集めましたが、佐渡限定や季節限定の切手と組み合わせれば、さらにかわいい台紙になりそうです。

佐渡オリジナル切手は島内の郵便局で購入可能(撮影は沢根郵便局)

まずは近くの郵便局からスタートしてみない?

風景印巡りは雨の日や冬の寒い日でもできて、佐渡島を知るのにぴったり。
観光のお客様だけでなく、地元の方も楽しめること間違いなし!
生活に根付く郵便局に行くからこそわかる、あたたかい雰囲気を感じることができます。
佐渡へ行くたびに集めてコンプリートしてみてはいかがでしょうか?


佐渡への旅はこちらから

LINE

X

facebook