佐渡汽船公式サイト

こんにちは。

8月に入り、海やプールで水遊びをするのに最適なシーズンになりました。

佐渡でもスキューバダイビングやシュノーケリングは有名ですが、近年、シーカヤックやSUP(パドルボート)などのウォーターアクティビティも盛んに行われているのをご存じですか？

そのなかでも今回はナイトカヤック体験ツアーに参加してきました。

佐渡島ではカヤック体験ができる場所が複数あります。

ナイトカヤック体験ツアーに参加

今回の体験場所は【相川】の達者海水浴場。

初めてのナイトカヤックということで、「show by JAWS」の岡部さんがガイドをしてくれるツアーに参加してきました。

カヤック体験ツアーは早朝、日中、夕方、夜と時間帯別に行われています。

観光した後にカヤックを楽しんだり、早朝にカヤックに乗って日中は観光に出かけたりと、それぞれの旅行プランに合わせて体験ができます。

達者海水浴場にはトイレとシャワーが併設された更衣室付きの建物があります。
着替えたり帰る時に手足を洗うこともできますよ。

緊急連絡先などの必要書類に記入を終えてから、救命胴衣を身に着けます。

救命胴衣を着るとその下の服に触ることができないので、ジップやボタンがある羽織ものを着ている場合は、あらかじめしっかり留めておくと救命胴衣が着やすくなりますよ。

準備が出来たら 各自パドルを持って浜辺に移動します。
カヤックに乗り込む前に、安全に関する説明を聞いてパドル操作のレクチャーを受けます。
パドルの羽の部分は少しカーブしていて平坦ではなく、パドルの羽についているロゴが自分から読める向きに持つのが基本だそう。
各自が持っているパドルを実際に動かしながら進み方や止まり方をしっかり練習して・・・。

いざ出発です！

私たちは3人組で参加したため、2人乗りと1人乗りに分かれることになりました。

カヤックは足からではなく、座るようにおしりから乗り込みます。

乗り込むときは片側に重力がかかりバランスが悪くなって乗りにくいかなと心配でしたが、意外と安定感があり、不器用な私でも簡単に乗ることができました。

漕ぎ始めは進みたい方向とは逆に進んだり、同じ場所でクルクル回転したりと操作に慣れず苦戦しましたが、岡部さんが声を掛けてくれたり、近くに来てサポートしてくれるので、落ち着いて正しい方向に転換することができました。

2人乗りチームはタイミングを合わせるために「右、左」と声を掛けあって漕いでいきます。

パドルは浅く入れるとあまり進まず、深く入れすぎると余分な力がかかってしまうとのこと。
実際に漕ぎ始めると、最初は感覚がわからずあまり進まなかったり、深く入れすぎて漕ぐときに重さを感じましたが、操作に慣れてくるとパドルの面で水面をうまくとらえる事ができるようになり、余分な力を使わずに漕げるようになりました。

水面に向かって45度くらいでパドルを入れ、漕いだ時にパドルから渦ができると上手に漕げている証拠だそうですよ。

ナイトカヤック体験コースは19時から21時の設定。
参加した日の19時はまだまだ明るく、カヤックの操作に慣れてくるころに辺りが暗くなってきました。カヤックに備え付けてあるライトを点灯すると、周りの雰囲気が変わります。

海藻の間を漕いでいると小魚が見えました。
見える魚の種類は季節によっても変わるそうなので、季節ごとに何回も楽しめますね。
しばらくは海岸近くの波が穏やかな場所をゆっくりと楽しみます。

この日の日中は雨が降っていたのですが、夜になるとすっかり雲間も晴れ、周辺の山から綺麗な月が出てきました。大きな満月で、灯りのない海を明るく照らしてくれていました。

テトラポットの外にでてみよう

更に辺りが暗くなり、カヤックに備え付けられたライトの灯りが一層美しくなるころに、テトラポットの外へ出てみることになりました。

テトラポットの外は波がダイレクトに来るので、大小さまざまな波を乗りこなす楽しさを満喫できます。大きな波に揺られてもカヤックが転覆するような不安感はなく、安心して漕ぐことができました。

海岸に戻る頃には満天の星空が広がっていました。佐渡は星空がとてもきれいなので、皆さんもツアーに参加した時に星が見えたらぜひゆっくり見上げてみてくださいね。

星座はもちろんのこと、小さな星までよく観察することができますよ。

昼の明るい海も賑やかで良いですが夜の海も静かで美しく、ゆったりとした時間を楽しむことができるのでおすすめです。

服装や持ち物は？

ツアーに参加するときは水に濡れてもいい恰好と、足元はサンダルやマリンシューズのような水に濡れてもいい安定性のある履き物を。
私は初めてカヤックを漕ぎ、パドル操作に慣れていなくて思ったよりも足元が濡れてしまいました。
写真を撮りたい方はカメラやスマートフォンを入れる首から掛けるタイプの防水バッグがあると便利です。乗り物酔いをしやすい方は、事前に酔い止めを飲んでおくと安心です。

ぜひナイトカヤックで昼とは違う夜の佐渡の海も楽しんでみてはいかがでしょうか。

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