さどトリコ

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ガストロノミー×アグリツーリズムを体験(後編) 佐渡島で栽培されている3つのフルーツとは?

2022/10/28

あそぶ

▼ガストロノミー×アグリツーリズムを体験(前編)はこちら!

https://www.sadotrico.jp/articles/202210/14

佐渡の中心部にある市内最大級の直売所「よらんか舎」に行き、ずらりと並ぶ佐渡の食材に魅了された私たちは、「guesthouse UZU佐渡」のアクティビティで農業見学と体験へ。
さらに佐渡の食材の魅力を深堀していきます。

佐渡のフルーツといえば「柿」をイメージする方が多いかもしれません。
意外と知られていない!? 佐渡で栽培されている3つのフルーツをご紹介します。

佐渡産のりんご

撮影時は収穫まであと半月

島内をドライブしていると、道沿いに柿の木が見えることがあります。
実は道路沿いから離れたところには、りんごも栽培されているのです。
特に島の中でもりんご栽培が有名な場所が「西三川地域」で、
今回は背合(せなごう)という地域にある西三川果樹組合の「野口農園」へ向かいました。

背合といえばフォトスポットで有名なバス停があるところ!
野口農園では隣の列とりんごの品種を変えて栽培

真っ赤なりんごになるためのひと手間

今回はりんごの「葉摘み」を体験しました。
収穫前の時期にりんごに日光が届くように、葉を摘み取ります。
来年の花芽を残しつつ、葉は適度に残すのがポイント。

野口さんがコツを伝授

葉摘みにより、まんべんなく赤く綺麗なりんごに!
今回の「秋映(あきばえ)」という品種は、この後、写真よりも濃く赤い色の状態で収穫されます。

参考:りんごの品種によって見た目が違います(イメージ)

野口農園では水やりに佐渡海洋深層水を使っているので、ミネラル豊富に育つのが特徴。
勾配のある土地は水はけがよく、日当たりもよく育ちます。
りんごの有名な産地では寒くなる前に収穫しますが、佐渡は他の産地に比べて温暖なため、完熟した状態で出荷しているのも特徴です。

農園では新潟県が誇る幻の果物「ルレクチェ」や和梨も栽培しています。

大きな和梨が育っています

無農薬レモンも佐渡で!

続いては佐渡の南側 小木方面へ。

全国の中でりんごの栽培で有名な場所をイメージすると、比較的寒い地域が当てはまるかと思います。
しかし佐渡では、暖かい地域で育つレモンが栽培されています!

左側がレモン畑

小木は島の中では比較的暖かい地域。
「金子農園」では、2009年から無農薬のレモンを栽培しています。

厚い皮の緑色のレモン

香りが高く、無農薬だから皮ごと使えるレモンは緑色のうちに収穫します。
佐渡島内のお店ではレモンを加工したお菓子が販売され、さわやかな佐渡産レモンの風味が生かされています。
10月から12月にはレモンの摘み取り体験ができるそうです。

○○○栽培北限の地 佐渡

最後に訪れたのは「ゆら早生」と「田口早生」という品種が育つ畑。
いったいどのフルーツかというと…?

9月時点でのまだ青いみかん

答えはみかん

収穫してから寝かせて流通するのは、ゆら早生は年内、田口早生は2月頃まで。
佐渡はみかん栽培北限の地と言われており、甘みと酸味のバランスがとれたみかんはファンも多いとか!
参考:佐渡地域振興局 農林水産振興部
【佐渡】11月の旬の農産物を紹介します! – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

ちなみに、港の売店では佐渡産みかんを使用したジャムが人気のお土産です。
みかんの味がそのまま活かされたジャムでスプーンがどんどん進みます。

「うめぇっちゃ佐渡」佐渡のジャム

よりも新聞ではジャムを使ったアレンジレシピを掲載中!

家でも佐渡産フルーツを食べたい~!

「食材の宝庫」と呼ばれる自然豊かな佐渡

りんご、レモン、みかん以外にも豊富な種類のフルーツが栽培されている佐渡島。
島外に出回ることが少ない佐渡産の旬のフルーツをお土産に買って帰りたい方もいるのではないでしょうか?
そんなときには配送サービスを使うと荷物を軽くして移動できるので便利ですよ!

佐渡島内からの発送方法の1つとして、佐渡汽船運輸の「宅配便サービス」が利用できます。
ご自身で箱詰めしたものを受付窓口へ持っていくと、宅配便1個につき、料金表より100円値引きとなります。
トキ応援宅配便 | 佐渡汽船運輸公式サイト (sadokisen-unyu.co.jp)


フルーツの島・佐渡へガストロノミー×アグリツーリズムに出かけてみませんか?


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