船のきっぷをパチン！　2022年限定販売の記念乗船券でレトロな佐渡旅を

2022/09/29

ふね

こんにちは。
皆さんは、電車やバスなど乗り物に乗るときのきっぷはどんなかたちをしていますか？
交通系のカードやスマホをタッチして改札を通るという方も多いのではないでしょうか。
もちろん急いでいるときなどはとても便利ですよね。

でもそんな改札を通る一瞬を、あえて紙のきっぷでゆったりと旅をしてみるのもたまにはよいものです。

佐渡汽船では現在、「佐渡島(さど)の金山」世界遺産推薦決定のお祝いと世界遺産登録への機運を高めるため、かつて使われていた硬い切符「硬券」を復刻した乗船券セットを販売中。

この記事を最後まで読んだあなたはこのきっぷで佐渡旅をしたくなるはず！

2022年はカーフェリー改札口で特別な体験ができる！？

現在、佐渡汽船の改札を通るときは、乗船券についているQRコードもしくはSuicaをかざします。
佐渡汽船では今はこれが普通ですが、自動改札機が導入される前は係員がきっぷに改札バサミで切り込みを入れていました。
現在も自動改札が使えない場合などに改札バサミは活躍していますが、QRコードでの改札がメインとなった今、見る機会は少なくなっています。

今回の記念乗船券は「硬券」という文字通り、硬い厚紙のきっぷとなっています。
昔使っていたきっぷを忠実に再現しているため、QRコードがついていません！
そのため、改札バサミで一枚一枚係員が切り込みを開けてくれるという特別な体験ができます。
しかも、改札バサミの切り込みの形は港によって異なるので、往復で記念乗船券を使っていただくと、２種類の切り込みが入ります。
切り込みを入れたきっぷはお返ししますので、台紙に戻してコレクションすることができます。
記念乗船券の販売と有効期限は2022年12月31日まで！レトロで楽しい体験をしてみませんか？

ちなみに写真のパネルは、新潟港3階で開催中の「佐渡汽船の歴史と謎展」の展示品の一つ。
「佐渡汽船の歴史と謎展」では改札バサミについて『佐渡汽船鋏こんコレクション』と題して、ピックアップして紹介しています。
各港で異なる切り込みの形をぜひ見に来てくださいね。

▼展示について
「佐渡汽船の歴史と謎展」オープン
 【思いがこもりまくり】新潟港で開催中の「佐渡汽船の歴史と謎展」ができるまで

記念乗船券のこだわりポイント！

2022年のはじめに「佐渡島の金山」で世界文化遺産への推薦が決定するかもしれないと話を聞き、記念となる乗船券の制作を考えていたところ、社内で昭和53年に使用していた硬券の見本を見る機会がありました。

私をはじめ、ほとんどの社員が初めて硬券を目にしました。
その第一印象は「レトロでかわいい！」
さらに厚紙ということもあり、現在のきっぷにはない重厚感を感じました。
このきっぷでカーフェリーに乗れたら、いつもとは違う特別な旅をお客様に体験していただけるのではないかという思いから制作が決定しました。

こだわりポイントは3つ！
①当時使用していた紙の厚さを忠実に再現
②昔ながらの硬券本来の製造方法なので１枚１枚表情が違う
➂小児きっぷの「小」の文字がかわいい
(出典：関東交通印刷　硬券とは)
新潟港と両津港では記念乗船券の見本を設置しているので、お手に取ってご覧いただくことも可能です。

記念乗船券のセット内容は？

記念乗船券は、「佐渡島(さど)の金山」をモチーフにした特別で華やかな台紙にセットされています。

気になるセット内容は、
新潟航路でご利用いただける、
大人・小児カーフェリー２等乗船券　各往復１セット(大小片道各２枚計４枚)
片道の乗船券となっているので、ご利用いただきやすい仕様になっていますよ。

さらに、100セットに1枚「片道スイートルーム招待券」となる当たり券が封入されています。この当たり券、実は世にも珍しいジャンボ硬券なのです。
硬券と同じつくりでサイズだけジャンボになっているのでインパクト大。
ラッキーな方はスイートルームで豪華な船旅を楽しめます。

▼カーフェリー2隻のスイートルームまとめ記事もぜひご覧ください！(画像をタップ)

https://www.sadotrico.jp/articles/2018/10/9

https://www.sadotrico.jp/articles/2018/9/3-xxlpg

記念乗船券はどこで買える？